2020年6月28日(日)放送のTBS「がっちりマンデー!!」や6月30日(火)のTV東京「ワールドビジネスサテライト」にて食べチョクが紹介されていました。
がっちりマンデーの放送では、吉原ファームという農業法人の社長さんが出演されて、収穫した野菜を水洗い後に写真に撮影し、食べチョクというサイトで野菜を販売するという話でした。
食べチョクについて
今までの野菜販売だと、農家さん→農協→卸売会社→スーパーと段階を踏むため収穫から店頭に並ぶまでに2~3日かかっていたところが、食べチョクであれば直接お客さんに送るから、早ければ収穫の翌日に新鮮な状態で届き食べられる。
手間のことを考えると、直売所だと農家さんの出荷は直売所に並べるだけで済むけど、食べチョクの場合は農家さんが直接出荷するので、その分の手間をかけられる農家さんはこういった販売方法を取ることが出来るわけですね。
これは農家さんも喜ぶ、消費者も喜ぶ、日本の農業も盛り上がるということで「三方よし」の良いサービスだな、と感動したとともに、今後若い方が農業に参入して、日本の第一次産業を盛り上げていって欲しいなと思いました。
食べチョクの評判
産直ECサイト12社の中で4つのNo.1を獲得しているとのことなので、いま最も勢いがあると言っても良いのではないでしょうか。
こうやってメディア露出が増えて評価されることで出品する生産者さんも増えていくから成長していくんでしょうね。
「食べチョク」が産直ECサイト12社の中で4つのNo.1を獲得。生産者別の月間最高売上は1,479万円を記録。 https://t.co/KyCTyeZfnc
生産者のこだわりが正当に評価される世界を目指し、引き続き邁進します????
— 秋元里奈|食べチョク代表????????がっちりマンデー???? (@aki_rina) June 30, 2020
食べチョクと食べチョクコンシェルジュの違い?
さて食べチョクのサイトを見ていると「食べチョクコンシェルジュ」と言う気になるワードが出ていましたので調べてみたところ、食べチョクは自分で商品を選んで購入するお買い物方式なのに対して、食べチョクコンシェルジュは自分の好みを登録しておくことで定期的に野菜が送られてくるプランです。
量によってプランが分かれており、Sプラン(2,980円)、Mプラン(3,980円)、Lプラン(4,980円)で野菜が届きます。レシピも公開されているので夕食のおかずがワンパターン化してしまった家庭にもおススメですね!
食べチョクのサーバー負荷対策はどうなっている?
さてそんな食べチョクはセブンルール、がっちりマンデー、WBSなど有名メディアで紹介されているのですが、よくあるのはメディアで紹介された瞬間に視聴者からのアクセスが集中してサイトが落ちてしまい、せっかくの機会を逃してしまっている会社が多いこと。
でもサイトを見ていたのですが応答が遅くなることもなく安定してサービスを続けています。
どんなサービスを使っているのか気になったのでNetCraft Site Reportでしらべさせてもらったところ、AWSを使っているようですね。
きっとたくさんお金をかけてロードバランサーとかCDNとか使っているだろうなーと漠然と思っていたのですが、技術者さんのブログを発見。
https://tech.tabechoku.com/entry/2019/09/26/124638
この時の投稿はシステム構成やSlackでの社内やり取り(笑)、取った対策とその結果のグラフが紹介されていて見ていて大変面白い記事でした。
限られた予算の中で、アクセスしに来る人のことを考えたシステム作りをしている様子が伺えて、技術者の自己満足ではなくお客様のことを考えている会社なのだと思いました。